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身体で感じる解剖学

uchidaanatomy-0302.jpg以前の僕は、大きな勘違いをしていたようです。

僕の役目は、解剖学や生理学などの基本をシェアする事であって、一つ一つ細かくアーサナを分析する事ではない。 そして、解剖学の基礎さえ身につけて貰えたら、それらの知識をアーサナに置き換え、分析する事は、個々のインストラクターで行って頂けば良いのだし、難しい事ではないと信じていました。


uchidaanatomy-0303.jpgそれよりも、更に深い内容の医学を、また、臨床の現場で得た実践的な知識を、より多くシェアしたいと考えていました。

つまりアーサナの分析よりも、もっともっと優先すべき事があるはずだと考えていたからです。

何故なら、身体に関する学問は、記憶する事が山ほどあるからです。

しかし、それこそが最大の勘違いなのだと、軌道修正を余儀なくされました。


uchidaanatomy-0304.jpg解剖学や生理学等を人よりも理解しているから、医療関係者全員がヨガ解剖学を理解出来るのかと言ったら大きな間違えです。

ヨガ解剖学とは、医学を実践し、更にヨガをも実践して初めて融合出来るものであって、ただの医学とは似て非なるものなのです。


uchidaanatomy-0305.jpgアーサナとは、中心軸をとりながらも自らを解放するような、等尺性運動を繰り返していきます。

一見、まったく止まっているように見えるかもしれませんが、個の中では、大きな求心性と遠心性の運動を繰り返しているのです。

それらの微妙で繊細な動きこそが、ヨガの醍醐味であり、難解な所なのだと、ヨガを実践すればするほどに痛感してきます。

つまり、ヨガ自体に精通していないと、いくら解剖学・生理学・運動学・機能解剖学等の医学に精通していてもヨガ解剖学は理解しにくいものなのです。

ヨガ解剖学とは僕とヨガヨガ解剖学と医学との違い